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優勝の歓喜に沸く米国チームの一人一人と祝福の握手をかわした大儀見。日本で初となるW杯の姉妹出場を果たした妹の永里と抱き合い、泣きじゃくる海堀をなぐさめているうち、目から涙がにじんできた。争心あふれるピッチ上とは違う顔があった。
序盤から立て続けの失点でうつむきかけたなでしこイレブンに勇気を与える一撃だった。0-4で迎えた前半27分。右サイドの川澄からのパスをゴール前に走り込みながら足元でトラップ。すかさず反転してDFジョンストンのマークを外すと、左足でゴール左隅に突き刺した。それまで5試合連続無失点を続けていた米国の守備陣に風穴を開け、後半7分のオウンゴールによる追加点に結びつけた。
厳しい戦いになることは覚悟していた。「ソロは違うから。ちょっとやそっとなチャンスじゃ入らないから」。決勝を前に相手GKソロに敬意を表しつつ、「決定機に対しての準備を怠らなければ、必然的にゴールは入る。その準備はこの大会を通して一回も怠っていない」とも語っていた。有言実行ともいえるゴールは、エースがみせた意地の一発だった。
期待に応えられず、優勝しても悔しさが残ったドイツ大会から4年。「自分を変えたいと思って必死にこの4年間やってきた」と海外で実績を積み、不動のエースの座に就いた。
だが、存在感が高まるにつれ相手マークの厳しさは増し、今大会では結局2得点に終わった。
「個人的にはチームを勝利に導くことができなかった。足りないものがたくさんある」と大会を振り返った大儀見。そしてすぐ前を向いた。「次に向け個人的にもチームも進化していかなければならない。日本の女子サッカーの今後がかかってくる」。あすのなでしこのため、チームを力強く引っ張っていく。
引用:大儀見、反撃弾 エースの“意地” 「個人もチームも進化していかなければ」
引用:大儀見、反撃弾 エースの“意地” 「個人もチームも進化していかなければ」